日刊 科学のニュース 2012年10月20日


 人工筋肉などに使われているゴムを使った薄型のスピーカーが開発された。小型であるにもかかわらず低周波音が出るなど従来の小型スピーカにはない多くの特長を持つ。

 開発したのは、東海ゴム工業㈱。同社が開発した伸縮性が高く電気を通すゴム「スマートラバー(SR)」を利用した。2枚の電極ゴムの間に絶縁ゴムを挟んだ構造をしており、電極に電圧をかけるとゴムが伸び縮みして音を出す。アメリカの「Science, Space, & Robots」が18日に報じた。詳しくはここ(http://www.sciencespacerobots.com/)。