日刊 科学のニュース 2013年3月25日



欧州宇宙機関のプランク宇宙望遠鏡衛星は、宇宙背景放射をこれまで以上に高解像度で解析し、宇宙の年齢は138億年であると、21日発表した。この成果の陰でスーパーコンピュータが大活躍した。

プランク衛星は宇宙全域の10億個のポイントを1兆回観測した。この膨大なデータを解析し、ノイズを取り除いて有用なデータを取り出すために、米国立ローレンス・バークレイ研究所のスーパーコンピュータ・クレイXE6システム「Hopper」が使われた。詳しくはここ(http://www.esa.int/Our_Activities/Space_Science/Planck/Planck_reveals_an_almost_perfect_Universe及びhttp://phys.org/news/2013-03-supercomputer-planck-mission-expose-ancient.html)。