日刊 科学のニュース 2013年2月16日



 ロシア中部のチェリャビンスク州で15日午前920分(現地時間)、日本時間同日午後020分、直径数メートルと推定される隕石が落下。

 空中を飛びながら明るく輝き、低高度で爆発した。この爆発による衝撃波で、900人以上が怪我をしたと伝えられている。また、細かな破片が同地域に落下。 Chebarkul湖に張った氷には穴が空いた。また、気象衛星 Meteosat10は、大気圏に突入する瞬間の隕石を写真にとらえている。
 16日午前424分に、直径45mの小惑星2012DA14が地球の静止衛星軌道の内側を通過していくが、この小惑星と、ロシアの隕石の関係はわかっていない。