日刊 科学のニュース 2012年10月6日


旧ソ連と中東を宇宙から監視するために製造されたが計画が中止になって倉庫に眠っていた2台のスパイ望遠鏡を、NASAがNRO(米国家偵察局)から譲り受けることになった。

このようにGuardianが報じた。2台のうち1台は、主鏡の口径がハッブル宇宙望遠鏡と同じ2.4m。宇宙からワシントン記念塔の上に置いた直径約21mmのダイム硬貨を識別できるという。宇宙に打ち上げることができれば、太陽系外の恒星の惑星系や暗黒物質の観測など天文学の進歩に貢献する。詳しくはここ(http://www.guardian.co.uk/science/2012/oct/07/nasa-spy-telescopes-new-role)。